Illustrator(イラストレーター、略してイラレ)だけを使うなら、学生・教職員版を除けば単体プランが最も低い料金です。 年間プラン(月々払い)の月額料金は3,280円で、12か月払うと年額39,360円になります。 学生・教職員なら、Illustratorを含むすべてのアプリが使える学生・教職員版のほうが、初年度は低い料金です。
Photoshop も使う場合は、いまフォトプランを使っているかと払い方によって、料金が低くなるプランが変わります。
年間プラン(月々払い)は、支払いは毎月でも12か月続ける約束の契約です。 購入から15日以降に解約したときは、残りの契約期間分の費用の50%が早期解約料になります。
目次
この記事は、次の方に向けて書いています。
- 向いている方: Illustratorを使うと決めていて、払い方や、Photoshop と組み合わせたときのプランを決めたい方
- 向いていない方: まず無料で済むかを確かめたい方、Acrobat や Lightroom など、単体プランの料金が Illustrator と違うアプリと組み合わせる方
Illustratorを無料でどこまで使えるかはIllustratorを無料で使う方法の記事に、アプリごとの料金はAdobeの料金とプランの選び方の記事にまとめています。
Illustrator単体プランの料金は払い方で3通り
Illustrator単体プランの年間プラン(月々払い)の月額料金は3,280円で、ほかに月々プランと年間プラン(一括払い)があります。
Photoshop の単体プランと、全部入りの2プランも並べます。 金額は購入手続きの画面とプラン一覧で確認した税込の料金です(Illustratorは2026年9月4日、Photoshop は7月28日〜9月3日、全部入りは10月25日に確認)。
| プラン | 月々プラン | 年間(月々払い) | 年間(一括払い) |
|---|---|---|---|
| Illustrator単体プラン | 4,980円 | 3,280円 | 34,680円 |
| Photoshop単体プラン | 4,980円 | 3,280円 | 34,680円 |
| Creative Cloud Standard | 10,280円 | 6,480円 | 72,336円 |
| Creative Cloud Pro | 14,480円 | 9,080円 | 102,960円 |
税込。年間(一括払い)は1年分の金額です。Standard と Pro はすべてのアプリが使える全部入りのプランです。 価格の確認日: 2026年7月28日
学生・教職員版を除けば、Illustratorだけを使う場合はどの払い方でも単体プランが最も低い料金です。 Adobe公式の製品ページのよくある質問にも、Illustratorの価格は年間プラン(月々払い)の月額として載っています。 Illustratorの価格をAdobe公式の製品ページで確認する(2026年9月5日確認)。
払い方によって、途中で解約したときの扱いが違います。
- 月々プラン: 1か月ごとの契約。購入画面には「いつでも手数料なしで解約できます」と表示される
- 年間プラン(月々払い): 12か月の契約。購入から15日以降に解約すると、残りの契約期間分の費用の50%を早期解約料として支払う必要がある
- 年間プラン(一括払い): 1年分の料金を前払いする契約。購入から15日以降に解約しても、前払いした年額は返金されない
年間プランの2つの払い方は、購入から14日以内に解約すれば全額返金の対象です。 早期解約料と返金の条件をAdobe公式の規約で確認する(2026年7月28日確認)。 年間プラン(月々払い)の早期解約料は、契約の何か月目に解約するかで変わります。 月ごとの金額はAdobe解約料に関する詳細記事で計算しています。
Illustrator単体プランは1契約でiPad版とweb版も使える
Illustrator単体プランは、1本の契約でパソコン版・iPad版・web版の Illustratorを使え、生成クレジットとクラウドストレージも付いています。
購入画面に表示されていた内容は次のとおりです(2026年9月4日確認)。
- Illustratorのパソコン版(デスクトップ版)・iPad版・web版(Beta。パソコンのブラウザで開いて使う版)
- Adobe Express(画像やチラシをテンプレートから作るアプリ)の有料版と、画像を作る生成AIの Adobe Firefly
- ネット上に作品を保存できるクラウドストレージ 100GB
- 生成AIの機能を使うときに減っていく「生成クレジット」が毎月25クレジット
iPad版を使うために別の契約は要りません。 iPad版とweb版が単体プランに含まれることをAdobe公式のプラン比較で確認する(2026年9月4日確認)。
Illustratorだけなら、払い方は使う期間で選ぶ
Illustratorだけを使う場合、使う期間が1か月で済むなら月々プラン、12か月使い続けるなら年間プランが候補です。
月々プランは年間プラン(月々払い)より月額料金が高い一方、いつ解約しても早期解約料がかかりません。 1回きりの納品のように使う期間が決まっている場合は、1か月で解約したときの実際の支払総額を払い方ごとに比べたAdobeを1か月だけ使う場合の記事が参考になります。
12か月使い続けるなら、年間プラン(一括払い)の年額34,680円は、年間プラン(月々払い)を12か月払ったときの年額39,360円より少なくなります。 ただし年間プラン(一括払い)は、購入から15日以降に解約しても、前払いした年額は返金されません。 2か月から11か月のあいだで解約する場合に、何か月使うと月々プランより年間プランのほうが実際の支払総額が少なくなるかは、Adobe年間プランの記事で計算しています。
年間プラン(月々払い)と年間プラン(一括払い)のどちらも、契約から1年たつと、その時点の料金で自動的に更新されます。 自動更新と、更新前に解約するときの条件をAdobe公式の規約で確認する。
2026年9月4日に Adobe公式のプラン一覧を確認したときは、Illustrator単体プランの欄に割引は表示されていませんでした。 Illustratorを含む単体プランは、例年のセールで割引の対象になったことがあります。 ただしセールの対象は新規購入(過去に契約していた人の再契約を含む)で、契約中の人の追加購入や更新は対象外でした。 開催の時期と割引の条件は、過去の実績としてAdobeのセール時期の記事にまとめています。
学生・教職員の場合は、この先の学生・教職員版のほうが初年度は低い料金です。
Illustrator単体プランのページには、年間プラン(月々払い)の月額が表示されます。 月々プランと年間プラン(一括払い)は、購入ボタンを押した先の画面で選びます。 フォトプランに Illustratorを足す場合も、このページから単体プランを申し込みます。
Illustrator と Photoshop の2本なら、単体2本と Standard の差はわずか
Photoshop も単体プランで使う場合、年間プラン(月々払い)では Creative Cloud Standard の月額料金がわずかに低く、月々プランと年間プラン(一括払い)では単体プラン2本の合計のほうが低くなります。
Photoshop も少し使うなら、全部入りにしたほうが得なんですか?
払い方しだいで、どちらが安いかが入れ替わります。年間プランの月々払いなら差もわずかなので、3本目のアプリを使いそうかで決めて構いません。
全部入りのプランは、2025年8月に「コンプリートプラン」から Creative Cloud Pro と Creative Cloud Standard の2つに分かれました。 すべてのデスクトップアプリが使える点は同じで、Standard のほうが料金は低く設定されています。
年間プラン(月々払い)では、Illustrator3,280円と Photoshop3,280円を足すと、Standard の6,480円をわずかに上回ります。 月額料金の差額は、12か月分を合わせても Standard の1か月分の月額料金より少ない額です。
月々プランと年間プラン(一括払い)では、単体プラン2本の合計のほうが Standard より低くなります。 Illustrator と Photoshop を12か月使い続ける前提なら、年間の支払総額が最も少ないのは、2本とも年間プラン(一括払い)で契約する場合です。 一括払いの年額は、Illustrator34,680円と Photoshop34,680円に対して、Standard は72,336円です。
図と同じ内容を表にまとめます。 2本目と3本目は、Photoshop や Premiere Pro など、Illustratorと同じ価格帯の単体プランがあるアプリを想定しています。
| 払い方 | 1本 | 2本 | 3本 |
|---|---|---|---|
| 年間(月々払い) | 単体 | Standard | Standard |
| 月々プラン | 単体 | 単体2本 | Standard |
| 年間(一括払い) | 単体 | 単体2本 | Standard |
表の「1本・2本・3本」は Illustratorを含めて使うアプリの数で、セルは料金が低くなるプランです。 使うアプリが2本のうちは差が小さいので、決め手は3本目のアプリを使うかどうかです。 これは通常価格での比較です。セールの期間中は、割引の対象になるプランによって結論が変わることがあります。
単体プランで始めて、あとから Standard に変えることもできます。 Adobe公式のプラン変更のヘルプには、年間プランの途中で変更したときに早期解約料がかかるという記載はありません。 ただし変更すると、その日から新しい1年の契約が始まり、購入から14日以内の全額返金も新しくは始まりません。 プランを変更したときの請求の扱いをAdobe公式のヘルプで確認する(2026年9月3日確認)。 変更の手順と注意点はAdobeプラン変更の記事にまとめています。
Photoshop をフォトプランで使っているなら、フォトプラン+Illustrator
Photoshop をフォトプランで使っているなら、フォトプランと Illustrator単体プランの料金を足した合計のほうが、どの払い方でも Creative Cloud Standard の料金より低くなります。
フォトプランは、Photoshop・Lightroom・Lightroom Classic が使える写真向けのプランです(2026年8月31日確認)。
| 組み合わせ | 月々プラン | 年間(月々払い) | 年間(一括払い) |
|---|---|---|---|
| フォトプラン | 3,960円 | 2,380円 | 28,480円 |
| + Illustrator単体プラン | 4,980円 | 3,280円 | 34,680円 |
| 比較: Creative Cloud Standard | 10,280円 | 6,480円 | 72,336円 |
税込。年間(一括払い)は1年分の金額です。 価格の確認日: 2026年8月31日
年間プラン(月々払い)なら、フォトプラン2,380円と Illustrator3,280円の合計は、Standard の6,480円より低くなります。 フォトプランのクラウドストレージは1TBで、Creative Cloud Standard の100GBより大きい容量です。
フォトプランと Illustrator単体プランは別々の契約で、それぞれに更新日と解約の条件があります。 どちらも年間プランなら、1年ごとに自動更新され、購入から15日以降の解約には早期解約料がかかります。 写真の保存容量とフォトプランの中身はLightroomのプラン選びの記事、Photoshop を起点にした判断はPhotoshop単体プランの記事で扱っています。
Standard に変えても増えるのはアプリの数。Pro は生成AIを日常的に使う場合
Illustrator単体プランと Creative Cloud Standard は、毎月の生成クレジット(25クレジット)とクラウドストレージ(100GB)が同じです。
Standard に変えて増えるのは、使えるアプリの数です(Illustratorは2026年9月4日、Standardは7月28日に購入画面で確認)。
Standard にしたら、AIのクレジットも増えますよね?
そう思いますよね。実はどちらも毎月25クレジットで同じなんです。
Illustratorの iPad版も、Standard で引き続き使えます(2026年10月25日に購入画面で確認)。
生成AIで画像や動画を日常的に作るなら、Creative Cloud Pro が候補です。 Pro では標準の画像生成を回数を気にせず使え、動画や音声などのプレミアム機能用に毎月4,000クレジットが付きます。 そのぶん、年間プラン(月々払い)の月額料金は Standard の6,480円から Pro の9,080円に上がります。
Pro で使えるデスクトップアプリの本数とクラウドストレージの容量は、Standard と同じです。 Standard と Pro の年間プランも、1年ごとに自動更新され、購入から15日以降の解約には早期解約料がかかります(早期解約料の条件をAdobe公式の規約で確認する)。 Pro と Standard の違いと申し込み方は、全部入り2プランの記事で扱っています。
学生・教職員はIllustratorも入る学生・教職員版が先
学生・教職員なら、Illustratorを含むすべてのアプリが使える Creative Cloud Pro の学生・教職員版が先の候補です。
学生・教職員版の月額料金は、最初の3か月が980円、4か月目から初年度の終わりまでが2,180円、契約の2年目からが4,180円です(2026年7月28日確認)。
初年度は、学生・教職員版の月額料金がどの月も、Illustrator単体プランの年間プラン(月々払い)の月額料金3,280円より低くなります。 学生・教職員版の契約2年目以降の月額料金4,180円は、Illustrator単体プランの年間プラン(月々払い)より高く、Creative Cloud Standard の年間プラン(月々払い)の6,480円より低い料金です。
学生・教職員版の契約も、年間プラン(月々払い)の12か月契約です。 更新は1年ごとで、更新後はその時点の学生・教職員版の料金になります。 途中で解約すると、ほかの年間プラン(月々払い)と同じく早期解約料がかかります。 学生・教職員版の利用条件をAdobe公式で確認する(2026年7月28日確認)。 学生・教職員版の対象になる学校と手続きは、Adobeの学生プラン(学割)の記事にまとめています。
よくある質問
Illustrator単体プランについて、よくある質問に回答します。
Illustrator単体プランはいくらですか?
年間プラン(月々払い)が月3,280円、月々プランが月4,980円、年間プラン(一括払い)が1年分で34,680円です(税込・2026年9月4日確認)。年間プランは12か月の契約で、購入から15日以降に解約すると、年間プラン(月々払い)は残りの契約期間分の費用の50%を早期解約料として支払う必要があり、年間プラン(一括払い)は前払いした年額が返金されません。
Illustrator と Photoshop を両方使うなら、単体2本と全部入りのどちらが安いですか?
Photoshop をフォトプランで使っているなら、フォトプランと Illustrator単体プランを足した料金のほうが、どの払い方でも全部入りの Creative Cloud Standard より低くなります。Photoshop も単体プランで使う場合は、年間プラン(月々払い)では Standard の月額料金がわずかに低く、月々プランと年間プラン(一括払い)では単体プラン2本の合計のほうが低くなります。Illustrator と同じ価格帯のアプリを3本使うなら、どの払い方でも Standard のほうが低くなります。
Illustrator単体プランから Creative Cloud Standard に変えると、何が増えますか?
使えるアプリの数が増えます。毎月の生成クレジット(25クレジット)とクラウドストレージ(100GB)は、Illustrator単体プランと Standard で同じです。Illustratorの iPad版も、Standard で引き続き使えます(2026年10月25日に購入画面で確認)。
学生でも Illustrator単体プランを契約するほうがいいですか?
学生・教職員なら、先に Creative Cloud Pro の学生・教職員版を見てください。Illustratorを含むすべてのアプリが使え、初年度はどの月も、学生・教職員版の月額料金が Illustrator単体プランの年間プラン(月々払い)より低くなります。契約の2年目以降は単体プランより高くなりますが、Creative Cloud Standard よりは低い料金です。
まとめ:Illustratorだけなら単体、2本目からは3本目を使うかで決める
最後に、使い方ごとに料金が低くなるプランだけまとめます。
- Illustratorだけを使う: どの払い方でも Illustrator単体プラン
- Photoshop をフォトプランで使っている: フォトプラン+Illustrator単体プランの合計が、どの払い方でも Standard より低い
- Illustrator と Photoshop を単体で使う: 年間プラン(月々払い)なら Standard がわずかに低く、ほかの払い方なら単体プラン2本の合計が低い
- 同じ価格帯のアプリを3本以上使う: Standard がどの払い方でも低い
- 学生・教職員: 先に Creative Cloud Pro の学生・教職員版を見る
- 生成AIを日常的に使う: Creative Cloud Pro が候補
割引やセールを含めた安く始める方法は、Adobeを安く契約して使い始める方法の記事にまとめています。
料金と契約の条件は、それぞれの箇所に添えた確認日(2026年7月28日〜10月25日)時点のものです。